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居酒屋・バーのテイクアウト導入ガイド|ランチ営業なしでも売上を作る方法

著者: オーダーテイク編集部

居酒屋の売上は夜の営業に集中しがちです。平日の来店数が伸び悩む、週末は混むが平日は空席が目立つ——多くの居酒屋オーナーが抱える課題です。

この課題を解決する手段として注目されているのがテイクアウトです。居酒屋には唐揚げ、焼き鳥、煮込みなど、テイクアウトと相性の良いメニューが豊富にあります。昼間の仕込み時間を活用したランチ弁当の販売や、夕方以降の「晩酌セット」のテイクアウトで、営業時間帯の売上を底上げできます。

この記事では、居酒屋・バーがテイクアウトで新たな売上チャネルを作る方法を解説します。

居酒屋がテイクアウトに向いている3つの理由

1. テイクアウト向きメニューが既にある

居酒屋のメニューには、テイクアウト適性の高い料理が多く揃っています。

メニューテイクアウト適性理由
唐揚げ最適冷めても美味しい。弁当の主役にもなる
焼き鳥最適串のまま容器に入れるだけ。持ち運びやすい
枝豆・冷奴適している仕込みが簡単。おつまみセットの定番
煮込み(もつ煮、おでん)適している温め直しが容易。冬場の人気メニュー
刺身・生もの不向き温度管理が難しく食中毒リスクが高い
揚げ物全般適している容器に入れやすく、ボリューム感がある

新たにメニューを開発する必要がなく、既存メニューの延長でテイクアウトを始められるのが居酒屋の強みです。

2. 昼の遊休時間を活用できる

多くの居酒屋は17時〜18時に開店し、11時〜16時は仕込みだけで売上が発生しません。この時間帯にテイクアウト弁当を販売すれば、仕込みの延長で追加売上を作れます。

  • 唐揚げ弁当:居酒屋の唐揚げは味が濃く、弁当向き
  • 焼き鳥丼:焼き鳥のタレを使った丼メニュー
  • 日替わり弁当:前日の仕入れ食材を活用し、食材ロスを削減

3.「家飲み」需要を取り込める

自宅で飲む「家飲み」需要は定着しています。居酒屋クオリティのおつまみをテイクアウトで提供できれば、来店しない層にもリーチできます。

居酒屋テイクアウトのメニュー設計

3つのカテゴリで構成する

カテゴリ内容客単価目安ターゲット
弁当メニュー唐揚げ弁当、焼き鳥丼、日替わり弁当700〜1,000円ランチ需要(会社員、近隣住民)
おつまみセット3種盛り、5種盛り、晩酌セット1,000〜2,500円家飲み需要(仕事帰り、週末)
パーティーメニューオードブル盛り合わせ、大皿料理3,000〜8,000円ホームパーティー、花見、会社の宴会

「晩酌セット」で差別化する

居酒屋ならではのテイクアウト商品が晩酌セットです。

晩酌セット例(1,800円):

  • 鶏の唐揚げ 5個
  • 枝豆
  • ポテトサラダ
  • ※缶ビール2本は別途。開栓済みのレモンサワーを容器で提供も可(飲食店営業許可の範囲内)

「今日は家で飲みたいけど、つまみを作るのが面倒」という層に刺さるメニューです。

パーティーオードブルで高単価を狙う

花見、クリスマス、忘新年会、ホームパーティーのシーズンには、大皿メニューの需要が急増します。

オードブル盛り合わせ例(4,000円/3〜4人前):

  • 唐揚げ 10個
  • 焼き鳥盛り合わせ 8本
  • 枝豆
  • ポテトフライ
  • ローストビーフ
  • サラダ

居酒屋は大量調理のオペレーションが整っているため、パーティーメニューの対応力があります。予約制にして前日までに注文を受ければ、食材準備も効率的です。

お酒のテイクアウト販売について

飲食店営業許可でできること

  • 開栓済みのお酒を容器に入れて提供する — カクテル、サワー、グラスワインなどを専用容器に入れてテイクアウト販売することは、飲食店営業許可の範囲内で可能です
  • 「店内で作ったドリンクをテイクアウトする」という位置づけです

追加の免許が必要なケース

  • 未開栓の瓶ビール、缶ビール、ワインボトルなどの販売 — 「酒類小売業免許」が必要(管轄の税務署に申請)
  • 免許取得には審査があり、1〜2ヶ月程度かかります

まずは飲食店営業許可の範囲内で「作ったドリンクのテイクアウト」から始めるのが手軽です。

オペレーションのポイント

ランチ弁当の場合

  • 仕込みと並行して調理する — 11時〜14時に販売する場合、10時半から弁当の仕上げを開始
  • 品数を絞る — 3〜5種類に限定し、オペレーション負荷を最小化
  • 事前注文を推奨 — オンライン注文システムで事前に注文を受ければ、ロスを減らせる

夜のテイクアウトの場合

  • 店内営業と並行する — ピーク時のキッチン負荷に注意。テイクアウト注文の受付上限を設定する
  • 受取時間を指定制にする — 15分刻みの枠で受け取り時間を指定してもらい、集中を避ける
  • 専用の受け渡しスペース — 店内の客と動線が交錯しない場所を確保

Googleマップで近隣に告知する

「居酒屋 テイクアウト」「唐揚げ弁当 近く」などのGoogleマップ検索から、直接テイクアウト注文につなげられます。Googleビジネスプロフィールに注文リンクを設置し、テイクアウトメニューの写真を投稿として定期的にアップすることで、マップ検索での露出が高まります。

売上シミュレーション

居酒屋がランチ弁当+夜のおつまみテイクアウトを導入した場合のシミュレーションです。

項目ランチ弁当夜のテイクアウト合計
1日の注文数15件10件25件
平均客単価850円1,800円
1日の売上12,750円18,000円30,750円
月間売上(25日)318,750円450,000円768,750円

テイクアウトだけで月間約77万円の追加売上。注文システムのコスト(オーダーテイクの場合、月額8,800円+決済手数料3.6%)を差し引いても、十分な利益が見込めます。

まとめ

居酒屋のテイクアウトは、既存の強みをそのまま活かせる成長戦略です。

  1. 既存メニューでそのまま始められる — 唐揚げ、焼き鳥、煮込みなどテイクアウト向きメニューが豊富
  2. 昼の遊休時間を活用 — ランチ弁当で仕込み時間を売上に変える
  3. 家飲み需要を取り込む — 晩酌セット、パーティーオードブルで高単価を狙う
  4. Googleマップで近隣に告知 — 注文リンクの設置で直接集客

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テイクアウトの始め方はテイクアウトを始めるための完全ガイド、メニュー設計の詳細はテイクアウトメニューの作り方ガイドをご覧ください。

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