集客・マーケティング

飲食店のLINE公式アカウント活用ガイド|友だち獲得からリピーター育成まで

著者: オーダーテイク編集部

LINE公式アカウントは、飲食店のリピーター施策において最も費用対効果の高いツールの一つです。

LINEの国内月間アクティブユーザーは9,600万人以上。日本の人口の約76%が利用しており、メールよりも開封率が高く、Instagramよりもダイレクトにメッセージを届けられます。

しかし、「アカウントは作ったが活用できていない」「友だちが増えない」「何を配信すればいいかわからない」という飲食店オーナーも多いのが現状です。

この記事では、飲食店がLINE公式アカウントで友だちを増やし、リピーターを育成する具体的な方法を解説します。

LINE公式アカウントの基本設定

アカウント開設(無料)

  1. LINE公式アカウントにアクセス
  2. LINEアカウントまたはメールアドレスで登録
  3. 店舗情報(店舗名、業種、地域)を入力
  4. 認証済みアカウントの申請(任意だが推奨)

プロフィールの最適化

  • アイコン: 店舗のロゴまたは代表的な料理の写真
  • 背景画像: 店舗外観または人気メニューの写真
  • 挨拶メッセージ: 友だち追加時に自動送信されるメッセージ。店舗の特徴と特典を伝える
  • リッチメニュー: 画面下部の固定メニュー。「メニューを見る」「テイクアウト注文」「アクセス」などのボタンを設置

リッチメニューの設計

リッチメニューは、LINEを開くたびに表示される固定メニューです。以下の項目を設置するのがおすすめです。

ボタンリンク先目的
メニューを見るWebサイトのメニューページメニュー閲覧
テイクアウト注文テイクアウト注文ページ直接注文
クーポンLINEクーポン来店促進
地図・アクセスGoogleマップ来店案内
電話する電話番号問い合わせ
最新情報Instagram等SNS連携

友だちの増やし方

店頭での獲得(最も効果的)

  • レジ横POP: QRコード付きの案内を設置。「LINE登録で次回ドリンク50円引き」
  • テーブルPOP: 各テーブルにQRコードを設置
  • 声がけ: 会計時に「LINE登録はお済みですか?」と案内

特典の例(登録促進):

  • ドリンク1杯50〜100円引き
  • トッピング無料
  • デザートサービス

特典コストは1件あたり50〜200円程度ですが、リピーターになった場合のLTV(顧客生涯価値)を考えれば十分に回収できます。

テイクアウト容器での獲得

テイクアウトの容器やレシートにLINE登録用QRコードを印刷または同封します。「次回のテイクアウト注文はLINEから簡単にできます」のメッセージを添えると、利便性の訴求で登録率が上がります。

SNSからの獲得

InstagramのプロフィールやストーリーズでLINE登録を促します。「LINE限定クーポン配信中」のような限定感のある訴求が効果的です。

メッセージ配信のコツ

配信頻度

週1〜2回が最適です。

  • 少なすぎると忘れられる
  • 多すぎるとブロックされる
  • 毎週同じ曜日に配信すると、お客様が「そろそろ来るな」と期待するようになる

配信内容のパターン

配信タイプ内容例頻度
週替わりメニュー「今週の日替わりランチは〇〇です」毎週
季節限定メニュー新メニューの告知月1〜2回
クーポン配信「今週末限定:唐揚げ1個増量」月2〜4回
イベント案内ハッピーアワー、記念日フェア不定期
お礼・挨拶年末の感謝メッセージ季節ごと

メッセージの書き方

  • 1通あたりの文字数は200〜300文字以内 — 長すぎると読まれない
  • 画像を必ず添付 — テキストだけよりクリック率が大幅に上がる
  • 具体的なアクションを促す — 「テイクアウト注文はこちら→」「本日中にご来店ください」
  • 配信時間は11時または17時 — ランチ前またはディナー前が反応率が高い

クーポンの活用

LINE公式アカウントにはクーポン機能が内蔵されています。

効果的なクーポンの種類:

  • 曜日限定クーポン: 集客が弱い曜日の来店促進(例:火曜限定10%OFF)
  • 時間帯限定クーポン: アイドルタイムの埋め合わせ(例:14〜17時限定ドリンク半額)
  • テイクアウト限定クーポン: テイクアウト利用の促進(例:テイクアウト注文でサイドメニュー無料)
  • 誕生日クーポン: 特別感の演出(例:誕生月にデザートプレゼント)

テイクアウト注文との連携

LINE公式アカウントとテイクアウト注文システムを連携させることで、LINEからワンタップでテイクアウト注文ができる導線を構築できます。

連携方法

  1. リッチメニューに注文ボタンを設置 — テイクアウト注文ページのURLをリッチメニューのボタンにリンク
  2. メッセージ内に注文リンクを掲載 — 週替わりメニューの配信時に「ご注文はこちら→」のリンクを添付
  3. クーポンと組み合わせ — 「このクーポンを使ってテイクアウト注文」で直接注文に誘導

LINEミニアプリ(高額な開発費が必要)を使わなくても、注文ページのURLをリンクするだけで十分に機能します。

分析と改善

確認すべき指標

  • 友だち数の推移 — 月間の増加ペースを確認
  • ブロック率 — 5%以下が目標。超える場合は配信頻度や内容を見直す
  • メッセージの開封率 — 60%以上が目標
  • クーポンの利用率 — 10%以上が良好
  • テイクアウト注文のLINE経由率 — リッチメニューからの遷移数

改善のサイクル

  1. 週1回メッセージを配信
  2. 開封率とクリック率を確認
  3. 反応が良かった内容のパターンを把握
  4. 次の配信に反映

まとめ

飲食店のLINE公式アカウント活用のポイントをまとめます。

  1. 店頭での友だち獲得が最優先 — 特典付きQRコードをレジ横に設置
  2. 週1〜2回の配信で接触頻度を維持 — 多すぎず少なすぎず
  3. 画像+具体的なアクション誘導 — 「注文はこちら」のリンクを必ず添える
  4. クーポンで弱い曜日・時間帯を強化 — データを見て配信内容を最適化
  5. テイクアウト注文との連携 — リッチメニューから直接注文ページへ

LINE公式アカウントで獲得した友だちを、テイクアウト注文のリピーターに育てる仕組みを構築しましょう。

リピーター施策全般は飲食店のリピーター獲得戦略、SNSマーケティングの詳細は飲食店のInstagram・SNSマーケティングガイドもあわせてご覧ください。

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